2025年資生堂・JALレディスオープンで永峰咲希選手が優勝しました!
このとき使用していたクラブセッティングを紹介しています。
5年ぶり、ツアー3勝目を手にしたクラブセッティングはバランスの取れた構成と、それぞれのクラブに対する明確な意図が感じられました。
ドライバーからパターに至るまで、信頼できる道具で固められており、プレッシャーの中でも自信を持ってプレーできる環境が整っていたことがうかがえます。
永峰咲希の優勝クラブセッティング
ドライバー│安定感と操作性を両立
ドライバーはPING「Qi35 LS」

永峰選手が使用したドライバーは、PINGの「Qi35 LS」(ロースピンモデル、10.5度)。
シャフトには藤倉コンポジットの「VENTUS RED」(50g台、硬さS)を組み合わせています。
このセッティングは、方向性の安定としっかりとした打ち応えを両立しており、プレッシャーのかかる場面でも信頼できる一本です。
フェアウェイウッド&ユーティリティ│柔軟な攻めを可能にする組み合わせ
Qi35フェアウェイウッド

フェアウェイウッドには「Qi35フェアウェイウッド」の3番(15度)と7番(21度)を選択。
シャフトには「SPEEDER NX GREEN」(60g台・S)を装着し、飛距離とコントロール性能のバランスを重視しています。
ユーティリティ「Qi10ハイブリッド」

ユーティリティ(レスキュー)としては「Qi10ハイブリッド」の5番(25度)と6番(28度)を使用。
こちらは藤倉の「TR HYBRID」(75g・S)シャフトを採用しており、ラフや傾斜地からも正確にグリーンを狙うセッティングです。
アイアン│操作性とフィーリングの良さが魅力
P770アイアン

アイアンは「P770アイアン(2024年モデル)」の6番からPWまでを採用。
シャフトには「NSプロモーダス3ツアータイプ」(硬さS)を選んでおり、操作性と打感の良さに定評があります。
プロならではの精度の高いショットを可能にする信頼のアイアンです。
ウェッジ│多様な状況に対応する3本構成
MG4ウェッジ

VOKEY SM10ウェッジ

ウェッジは計3本体制で、ミドルレンジのアプローチには「MG4ウェッジ(48度・54度)」を、バンカーやロブショットには「VOKEY SM10ウェッジ(58度)」を採用しています。。
いずれも「NSプロ プロトタイプ」(硬さS)で統一し、スピン性能と安定感を確保しています。
パター│信頼のスコッティキャメロン
使用パターは「スコッティキャメロン ファントムX」シリーズのプロトタイプ。
操作性と繊細なタッチを両立させたモデルで、グリーン上の安定感に一役買っています。
ボール│打感とスピンのバランスに優れたモデル

ボールはテーラーメイドの「TP5(2024年モデル)」を使用。
ソフトな打感と高いスピン性能により、ショートゲームでも大きな武器となっています。