2024年にステップアップツアーで初優勝を飾り、今注目を集める女子プロゴルファー・佐藤心結(さとう みゆ)選手。
神奈川県小田原市出身の彼女は、ダイヤモンド世代と呼ばれる若手選手の一人です。
そんな彼女の出身高校や家族構成、そして最近話題となった「コーチ変更」の背景について気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、佐藤心結選手の人物像に迫りつつ、これまでの歩みとエピソードを紹介します。
記事のポイント
- 佐藤心結の高校はどこ?
- 父親や兄との家族関係
- なぜコーチを変更したのか?
佐藤心結の高校はどこ?
佐藤心結選手は、茨城県のゴルフ強豪校・明秀学園日立高等学校の出身です。
高校時代には、団体戦で関東高等学校ゴルフ選手権の準優勝を経験。
また、個人戦でも2019年に同選手権春季大会で4位、2021年には日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で3位と、確かな実績を積み上げました。
高校生活を通して全国レベルでの競技経験を重ね、アマチュア時代から将来のプロ入りを見据えた活動を行っていたことが分かります。
まさに、明秀学園日立は彼女の基礎を築いた重要な時期といえるでしょう。
父親や兄との家族関係
心結選手の家族構成は、父・母・兄との4人家族です。
詳細な職業などは公表されていませんが、家族との温かい関係がこれまで何度も語られています。
特に注目すべきは、兄・佐藤俊貴(しゅんき)さんの存在です。
俊貴さんはゴルフは趣味でやる程度でしたが、妹の心結選手がスランプに陥っていたときに一度だけキャディを引き受けたことがあります。
2024年の大会でも「この大会だけ兄がキャディーを務めている」という発言があり、ミスをしても「大丈夫、大丈夫」とポジティブな言葉をかけてくれる兄の存在が、リラックスしたプレーにつながっていると語られています。
子どもの頃は一緒にキャッチボールをして遊んでいたという仲の良さもエピソードとして残っており、佐藤選手にとって兄は大きな精神的支えといえるでしょう。
なぜコーチを変更したのか?
心結選手は9歳からPGAティーチングプロの三觜喜一(みつはし・きいち)コーチの指導を受けていました。
三觜コーチは心結選手の才能を高く評価し、「最後の弟子」とまで言われていましたが、2022年12月に師弟関係を解消。
それ以降は、自主練習や周囲のプロからのアドバイスを取り入れながら、自身の感覚でスイングや試行錯誤を重ねています。
コーチを離れた理由について佐藤選手は、「今は自分で原因を考えるようにしている」「焦らず取り組みたい」と語っており、自立と成長を意識した選択であることがうかがえます。
一方で、完全な単独ではなく、ツアー7勝の米山みどりプロからはスイングに関するアドバイスを、さらに青木瀬令奈プロのコーチでもある坂詰和久コーチからも定期的に助言を受けるなど、複数の視点を柔軟に取り入れながら進化を目指しています。
まとめ
佐藤心結選手は、明秀学園日立高校でゴルフの土台を築き、家族、特に兄・俊貴さんとの深い絆に支えられながらプロとしての道を歩んでいます。
また、コーチとの関係を自らの意志で見直すことで、自立したアスリートとして進化を遂げつつあります。